久しぶりにブログを書きます。小規模事業者持続化補助金について、思うことがあったので、少し書いてみたいと思います。
すべての補助金の公募要領を目にしているわけでがないので、ひょっとしたら、例外の補助金があるのかもしれないが、補助金の公募要領には審査について書いてあります。補助金の申請書作成時には、審査の項目をしっかり読んで、審査資料を作成する必要があるのです。
今回は小規模企業持続化補助金について、触れてみたいと思います。
7.採択審査の(1)に採択審査方法という項目にで「補助金の採択審査は、提出資料について、「表1.審査の観点」に基づき有識者等により構成される審査委員会において行います。」と書かれています。
そして表1:審査の観点にはⅠ.基礎審査とⅡ.加点審査があり、
1.基礎審査には要件を満たさないと失格となる項目、2加点審査には加点審査の項目・内容が記されています。
そしてⅡ.加点審査では 次の項目に基づき加点審査を行い、総合評価され、評価の高いものから順に採択されるとあります。
①自社の経営状況分析の妥当性
②経営方針・目標と今後のプランの妥当性
③補助事業計画の有効性
④積算の透明・適切性
ここで、見落としてはいけないポイントとして、まず次の2点です。
・提出資料について審査委員会において審査される
・加点審査で総合評価され、評価の高いものから順に採択される
審査委員会の構成はわかりませんが、地元の商工会議所・商工会の人ではなさそうです。
そうすると、自社のある地理的な特徴、雰囲気はわからないと思うべきです。
あなたは、他県の○○駅の駅前商店街の中にある、という情報だけでは、お店の置かれている状況は理解できませんね。
何件採択されるかわかりませんが、評価の高いものから順に採択されので、評価がわずかでも採択件数の順より低いと採択されないということですね。(例えば、採択件数が100件の場合、101番目は採択されないということです。)
審査資料作成時には、少しでも高い評価が得らえるように記載する必要があるということがわかりますね。