新製品の開発と身構えてしまう経営者の方もいらっしゃるが、なにか勘違いされているのではないか。
「新」製品とはまったっく新しい製品というわけではない。ラジオしかない時代にテレビジョンという全くあたらしい技術をもとにした製品を開発したような、「新」とは世の中にとっての「新」と思っているでしょう。
そういった本当に新しく、世の中に初めて登場する製品もあります。
しかし、「新製品」のほとんどは世の中にとっての新しい製品ではありません。
「新」とはあなたの会社の製品として新しい製品です。技術的に新しく、難しいものではない。テレビを作っている、ビデオを作っている会社がテレビとビデオが一体化したものを作ると画期的な新製品となるのである。一体化したところがあたらしいのです。
新しいのは、ちょっとした工夫と新しい組み合わせのパターンです。ちょっとした工夫と組み合わせを現実化する発想が「新しい」のかもしれない。だから新製品と呼ぶのかもしれない。
そこには新しい技術はかならずしも必要ではないと思われる。
あなたはどうおもいますか?